9:00-12:00
15:00-18:00

休診日:木曜・日曜・祝日

:火曜午後の診療について
火曜午後の受付時間は「14:00~17:00」となります。
(眼鏡処方の受付けは16:00まで)

加齢黄斑変性

加齢黄斑変性

加齢黄斑変性とは

加齢黄斑変性とは、目の奥にある「黄斑(おうはん)」という組織が、加齢によってダメージを受け、視力が低下する病気です。

黄斑は網膜の中心に位置し、物を見る際にもっとも重要な役割を担っています。この部分が傷つくことで、視野の中心がぼやけたり、物が歪んで見えたりといった症状が現れます。

日本では高齢化に伴い、加齢黄斑変性の患者数は増加傾向にあります。
特に50歳以上の方に多く見られ、放置すると視力が大きく低下し、日常生活に支障をきたす場合もあります。

加齢黄斑変性には大きく分けて以下の2つのタイプがあります。

萎縮型(いしゅくがた)

黄斑の組織が徐々に萎縮して薄くなるタイプで、進行は比較的ゆるやかです。

滲出型(しんしゅつがた)

黄斑の下に異常な血管(新生血管)が発生し、出血やむくみを起こすタイプで、急激に視力が低下することがあります。

早期に発見し適切な治療を行うことで、視力の維持・改善が期待できます。「見え方がおかしいな」と感じたら、早めに受診しましょう。

加齢黄斑変性の症状

加齢黄斑変性では、視野の中心部分に異常が現れるのが特徴です。

初期の段階では自覚症状が少ない場合もありますが、進行するにつれて以下のような症状が現れます。

  • 物が歪んで見える(変視症)
    直線が波打って見えたり、格子状の模様がゆがんで見えたりします。加齢黄斑変性の代表的な症状です。
  • 視野の中心が暗く見える(中心暗点)
    見ようとする部分が黒っぽく欠けて見え、文字の読み書きや人の顔の認識が難しくなることがあります。
  • 色の見え方が変わる
    以前と比べて色がくすんで見えたり、コントラストがはっきりしなくなったりすることがあります。
  • 視力の低下
    進行すると視力が徐々に、あるいは急激に低下します。特に滲出型の場合は短期間で大きく視力が下がることもあります。

これらの症状は片目ずつ進行することが多く、両目で見ていると気づきにくいのが特徴です。
片目を交互に隠して見え方を確認する「セルフチェック」を日頃から行うことが早期発見につながります。

加齢黄斑変性の原因

加齢黄斑変性の最大の原因は、その名の通り「加齢」です。

年齢を重ねるにつれて黄斑の組織が酸化ストレスや代謝の低下によってダメージを受け、正常な機能を維持できなくなります。
しかし、加齢だけでなく、さまざまな要因が発症リスクを高めることがわかっています。

加齢黄斑変性のリスクを高める主な要因は以下の通りです。

  • 加齢
    50歳以上で発症リスクが高まり、年齢とともに増加します
  • 喫煙
    非喫煙者と比べて発症リスクが数倍になるとされ、最大の危険因子の一つです
  • 遺伝的要因
    血縁者に加齢黄斑変性の方がいる場合、発症リスクが高くなります
  • 紫外線・強い光
    長年にわたる紫外線の曝露が黄斑にダメージを与えます
  • 食生活の偏り
    緑黄色野菜や魚の摂取不足、高脂肪食はリスクを高めます
  • 生活習慣病
    高血圧や動脈硬化などの血管の病気も関係しています

加齢黄斑変性の治療

加齢黄斑変性の治療は、タイプや進行度に応じて異なります。

現在行われている主な治療法は以下の通りです。

抗VEGF薬の硝子体注射

滲出型の治療の中心となる方法です。異常な新生血管の成長を抑える薬剤を目の中に直接注射します。

新生血管からの出血やむくみを改善し、視力の維持・回復を目指します。
定期的な注射が必要になることが多く、継続した通院が重要です。

光線力学療法(PDT)

特殊な薬剤を点滴で投与した後、弱いレーザー光を当てて新生血管を閉塞させる治療法です。
抗VEGF薬と併用して行う場合もあります。

レーザー光凝固術

新生血管の位置が黄斑の中心から離れている場合に、レーザーで直接焼き固める方法です。

サプリメントによる予防的治療

ルテインやゼアキサンチン、ビタミンC・Eなどの栄養素を含むサプリメントの摂取が、進行の抑制に有効とされています。

萎縮型については現時点で根本的な治療法は確立されていませんが、定期的な検査で進行を見守ることが大切です。
治療効果を最大限に得るためには、早期発見・早期治療が何よりも重要です。

平塚市近くで加齢黄斑変性にお悩みの方

「物が歪んで見える」「視野の中心が暗い」「見え方に違和感がある」といった症状に少しでもお心当たりがあれば、できるだけ早く受診されることをおすすめします。

平塚市もりた眼科クリニックでは、加齢黄斑変性の診断に必要な精密検査を行い、患者さまお一人おひとりの状態に合わせた治療方針をご提案しております。
検査結果や治療内容についても丁寧にわかりやすくご説明いたしますので、不安なことがあればお気軽にご相談ください。

当院は平塚市内だけでなく、茅ヶ崎市・大磯町・秦野市・伊勢原市など周辺地域からも多くの患者さまにご来院いただいております。
加齢黄斑変性は放置すると視力が大きく低下し、日常生活に支障をきたす可能性があります。
見え方の異変を感じたら、まずは当院へお問い合わせください。